東向きのSomasutra? / Muang Sema : 訪問日 04Oct2009


この遺跡は、Nakhon Ratchasima県のA. Sung NoenのT.Semaに位置します。
3km X 4kmの広いエリアには古代都市がありました。


















この遺跡は、7世紀から8世紀に掛けて建設が始まり、
タイ中部に栄えたドヴァラヴァティ文化の影響を受けています。
この遺跡から発掘された碑文によると、
868年の年代と、Sri Canasaと言う領主の名が記されていました。
また、別の碑文には、クメールの王ジャヤヴァルマン5世(968年~1001年)の名前も記されていました。




遺跡の南部にあったレンガの山です。
何かの建物の跡だと思います。












遺跡の南東部には、レンガの基壇の跡があります。













ここにも基壇の跡があります。













遺跡の南東部にあった池です。













南から中央部遺跡を見たところ。













中央部遺跡を南から見たところ。













南東から見たところ。













遺跡の東部には、遺跡の残骸が転がっています。



























中央部遺跡を東から見たところ。













北東から見たところ。













中央部遺跡の南側。
四角に石で囲われた遺構があります。












中央部遺跡を南から見たところ。













南から近づいて行きます。













基壇上部には、ドアフレーム跡です。
三角の抉りは、柱とのフィッティング用です。

しかし、元々このように置かれていたのか??
装飾用のまぐさ石の裏に使用されていた
機能的なまぐさ石だった可能性は?








南から見たところ。

一番手前の石は、中央が折れています。
地面に置かれていたのでは、
このように折れないのではないかと思います。

クメールの遺跡は、通常、東向きだが、
この遺跡は南向きであったようです。






最奥部には、ヨニがありました。













そして、聖水を流したSomasutraがありました。













Somasutraは、通常、北向きですが、
ここのSomasutraは、東を向いています。

この遺跡は、上座部仏教のドヴァラヴァティー時代に始まりましたが、
ヨニとかSomasutraは、クメールの影響があったのだと思います。












Somasutraの先には、聖水を流した穴が開いています。
















中央部遺跡の上から南を見たところ。
















中央部遺跡の上から西側を見たところ。













西の遺構を南から見たところ。













西の遺構です。













遺跡を南西から見たところ。














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